思考停止は必ずしも悪いことじゃない

おつかれさまです。
仕事終わりの限界社畜民の方々は、今まさに思考停止状態に陥っていることでしょう。

この「思考停止」という言葉、僕はとてもネガティブなものだと思っていました。
実際、ここ最近の目覚しいIT革命によって、自分の頭で考えることができない思考停止人間が爆増し、スマホやらタブレットやらの使用に対する警鐘が大量に鳴らされています。

しかしです。
思考停止という言葉を聞いたら光の速さで悪だと判断する、それこそまさに思考停止。
いったん立ち止まって考えてみると、一概には悪いものだとは言えないということに気が付きました。

どうやら人間は、1日の中で35000回も判断を行っているらしいのです。
ホントかよと思いますよね?
ホントらしいです。自分で気づいていないだけです。

じゃあ、なんで35000回も判断しているのに自分では気づけないのか。
それは35000回のうちのほとんどの判断が、無意識に下されているから。
これは言い換えれば、思考停止状態で判断しているということになるでしょう。

この思考停止状態で行う無意識の判断は、人間が効率よく生きていく上で必要不可欠な機能なんです。

脳のエネルギーは有限です。
どんどん使っていったら、1日の最後の方はほとんど働かなくなります。
夜になると判断力が鈍るってのはそのためです。

で、日々行っている35000回の判断を、毎回意識的にやっていたらかなり早い段階でパンクしちゃうと思います。
午後は脳みそ働かなくて、よだれ鼻水垂れ流しながらTikTokかYouTube見るはめになります。
最悪です。

なので、日々のそんなに重要でない決断や、パターン化された行動というのは無意識に、つまり思考停止状態で行われるのです。

朝起きて歯磨きする、トイレに入る、シャワーを浴びる、通勤時間になったら家を出る、昼休みになったら飯を食べる、とか。

この思考停止で判断することを上手く使った人がいます。
スティーブ・ジョブズです。

彼は、服を選ぶ時間が無駄だからと言って、毎日おんなじ服を着ていました。
おんなじってのは洗濯しないで着てたとかいうばっちい話じゃなくて、同じ服を何着も持ってたということです。

めちゃくちゃ合理的だと思いませんか。
脳みそのエネルギーを総動員したいことがあるので、日々のどうでもよいことはエネルギーを使わないように思考停止で判断する。

こういう思考停止であれば、悪どころかむしろ味方になってくれます。

逆に多くの人が、日々どうでもよいことに無駄にエネルギーを使ってます。
例えば、やらなきゃいけないことがあるのにダラダラして動けないとき。

ああ、あれやんないとな。
まあもうちょい休んでからにするか。
やべえ動けなくなってきた。
どうしよ、めんどいけどやらないと。
うわー無理だ、あーうーあーうー。

みたいな。

これって実際は何もやってないけど、なんか疲れるんですよ。
なんでなのかというと、タスクがずっと頭にある状態で葛藤しまくって、脳みそ無駄に使ってるからです。

何にもしてないのに疲れるとかいうわけのわからん状態になるなら、思考停止で「1分だけとりあえずやろ」って感じで始めた方が、よっぽど生産的です。
始めたらなんかやる気出てきてそのまま続けられるとかざらにあるし。

ということで、思考停止も使いようだよ、という話でした。
具体的な活用術はまた今度まとめようと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました